2023年10月23日

御嶽山世尊寺先師供養

 武藏御嶽神社が鎮座している御岳山には、かつて世尊寺というお寺がありました。江戸時代に廃寺になってからは、今のケーブルカーの末寺の辺りにあった末寺の管理を明治時代の神仏分離の頃まで、即清寺が行っていました。また、奥多摩町丹三郎の長福寺は即清寺の兼務寺院となっていますが、かつては世尊寺の末寺でした。
 数年前に、歴代住職の墓石が出てきたそうで、永らく佛式での供養が行われていなかったこともあり、即清寺の僧侶を招いて先師供養をしてほしいという話が、御嶽神社の神職の方々からありました。
 10月21日に新たに整備された墓前でご供養いたしました。
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 吉野街道から参道を上がった突き当り、滝本駅のそばにある稲荷社の境内に、墓石が移されたそうです。
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 江戸時代に世尊寺中興一世となっている頼久法印、二世住職の永俊法印、三世住職の榮久法印の墓石を中心に、古い石仏等が整然と安置されています。
 
 
posted by 即清寺 at 12:04| Comment(0) | 日記
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